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アトピーブログ

アトピー性皮膚炎の治療法に対する説明と注意点を紹介しています。
温泉療法
温泉療法
温泉療法には自宅に温泉の水を宅配するもの、あるいは特定の温泉地をアトピー性皮膚炎に効果があるとして宣伝するものなどがあります。自宅に温泉を宅配する場合、高額な申込金を取るところもあります。また長期間温泉地に足を運ぶのも大変なことです。草津温泉以外の温泉にアトピー性皮膚炎に対する治療効果があるか明らかではありません。温泉療法は少しずつ科学的に効能が明らかになっています。高額な申込金を払ったり、根拠もなく長期間温泉地に通ったりする前に、温泉療法の専門医師に相談することをお勧めします。温泉療法について質問したい場合、あるいは温泉療法の専門医師を紹介してもらいたい場合には、日本温泉気候物理医学会に相談することをお勧めします。

生理作用

注意:
温泉には湯中り、のぼせ、血栓症などの副作用が起こることがあります。何日か温泉浴を続けた後に、倦怠感、微熱、食欲不振、頭重感が見られることを湯中りと言います。自律神経の変調が原因と考えられています。入浴中あるいは湯船から出た直後に、不快感、動機、顔のほてりを感じることをのぼせと言います。入浴中は頭に血液が大量に流れます。逆に湯船から出ると、水圧がなくなり、頭にのぼっていた血液が下に戻るため、脳貧血を起こします。血栓症とは血管が血液の塊により詰まることを言います。特に心筋梗塞あるいは脳梗塞などの命に関わる重篤な病気を引き起こすことがあります。温泉療法を受ける際には、温泉療法の専門医師に相談しましょう。

結論   
草津温泉にアトピー性皮膚炎に対する治療効果があるという根拠があります。草津温泉には人間の皮膚に存在する黄色ブドウ球菌の殺菌作用があることが認められています。黄色ブドウ球菌は健康な人の皮膚にも普通に存在します。しかし黄色ブドウ球菌は、アトピー性皮膚炎の湿疹を悪化させる原因の1つと考えられています。草津温泉の殺菌作用は、酸性(pH2.0)という条件でマンガンイオンとヨウ素イオンの共同作用によるものだということが分かっています。草津温泉以外の温泉にアトピー性皮膚炎に対する治療効果があるか明らかではありません。温泉療法については日本温泉気候物理医学会に相談することをお勧めします。

Q&A 温泉療法でアトピー性皮膚炎は治るのでしょうか?
草津温泉にアトピー性皮膚炎に対する治療効果があるという根拠があります。草津温泉にはアトピー性皮膚炎の原因の1つと考えられている黄色ブドウ球菌の殺菌作用があるとことが認められています。草津温泉はアトピー性皮膚炎に対する治療法として十分お勧めできます。草津温泉以外の温泉療法にアトピー性皮膚炎に対する治療効果があるか明らかではありません。しかし総合生体調節作用を考えると、リフレッシュを得る目的で温泉に入るのは良いでしょう。温泉地に温泉に入りに行くことはアトピー性皮膚炎に対する治療法としてある程度お勧めできます。ただし総合生体調節作用は温泉地にしか存在しません。自宅に温泉を宅配してもらっても、総合生体調節作用は得られません。宅配による温泉療法は理論的な根拠もアトピー性皮膚炎の患者に実際に試した厳密な研究もないため、アトピー性皮膚炎の治療法としてあまりお勧めできません。

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