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アトピーブログ

アトピー性皮膚炎の治療法に対する説明と注意点を紹介しています。
抗生物質の誤用・乱用
抗生物質の誤用・乱用
乳幼児のときに抗生物質を服用することにより、Th2ヘルパー細胞の比率が高くなり、アレルギーを発症しやすくなることが示唆されています。つまり抗生物質を使用することにより、自分自身の免疫力でウイルスや細菌を殺菌しないため、Th1ヘルパー細胞が活躍する必要がなくなるからです。乳幼児期の抗生物質の服用とアレルギー体質との関係はまだ明らかではありません。しかし医師による抗生物質の誤用・乱用がおおきな問題になっています。
抗生物質には細菌の殺菌作用はありますが、ウイルスの殺菌作用はありません。風邪の原因には大きく分けて2種類あります。細菌による風邪とウイルスによる風邪です。そして風邪はほとんどがウイルスの感染が原因で起こります。つまりほとんどの場合抗生物質は風邪の治療に効果がないということです。以前まで抗生物質は風邪が重症化して肺炎になるのを防ぐために処方されていると弁明されています。しかし現在は抗生物質は実際に肺炎にかかってから服用されるべきで、肺炎に対する予防的な意義はないという研究結果も出ています。また抗生物質を使用することにより肺炎球菌に対する耐性菌が増えているという研究結果も出ています。本当に抗生物質が必要なときに効果がないということにもなりかねません。抗生物質の誤用・乱用はアレルギーを発症しやすい体質になる危険ばかりではなく、肺炎球菌に対する耐性菌を増やす可能性もあるということです。いくつかの学会で抗生物質は風邪の治療には有害無益であるという治療指針が出ています。抗生物質が処方された場合には、本当に必要な薬なのか医師と十分に相談しましょう。実際に必要な場合もありますので、自己判断はしないようにしましょう。

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